いま考えれば、とても怖い話。あれは忘れもしない私が中学生の頃、確か草木も眠る丑三つ時。
時計の音で目が覚めたの。ちょうどその時代は『セーラー服と機関銃』とか『幻魔大戦』などの
文庫が流行っていて、私も宇宙人とか・幽霊とか・怪奇現象にはまっていたんです。
その夜は、幻魔大戦に深入りしていて、小説の中に自分と同じ人間と出会うと
3日以内に死ぬ・・・な~んてことが書いていて、今になればバカバカしいけど、
純粋な私は小説の話を現実と錯覚・・・そこからが始まりなんです。
なんと、夜中、うちに泥棒がはいったの!ひぇ~!
で私はトイレに行くときバッタリ遭遇!そこでアホな私は泥棒と思わず、自分??
と思ってしまったのです。ほんとアホです。小説の読みすぎ。
学生の頃は小説家になろうとしてた程ですから。だから超びっくり!まさに『未知との遭遇』
自分と同じ人間に出会うと3日で死んでしまう!ぎゃ~!と
声も出ず、びびって布団にスライディングして飛び込み。し~っかし、あれ?変?とも思わず、
怖いもの見たさで、もう一度、見たくなり、再び泥棒のいる部屋へ。
いました、いましたよ~!こわ~!私がきたので、泥棒は私に背を向け、新聞を読んでいました。
今考えれば変。なぜ暗闇で新聞を読んでいるのか?
私は変とも思わず、第二の自分と思い込んでいるから興味深々!
真後ろまで接近。そして、近づくや否や、ひや~!と、また布団に飛び込みスライデング。
そして、考えたのです。今度は会話がしてみたい!と。またまた泥棒のいる部屋へ。
え?今度はいない!いないのです!残念!と思い、
布団に戻り、さぁ、寝ようとした時、なぜか、ぱっと目が覚め、え?え?あれ?
と思ったのです。
何か変?え~!!アレは自分じゃないかも?!じゃぁ、誰?誰?
そういえば、玄関が開いていた・・・ぎゃ~!ど、泥棒!と思ったら怖くて体が硬直。
とその時、閉めたはずの私の部屋のドアがギィ~と開いたのです。
な、な、な、なに~!?泥棒が部屋に入ってきたのです!
声なんかビビッてでましぇん!そして寝ている私の横へ、泥棒がピタっと止まったので、
ぎゃ~!と声も出ず、とっさに、泥棒の脚をつかんだら、
なんと私の上にバタン!とひっくり返ってきた!
そこで初めて『どろぼー!』と叫んだのです。泥棒は当然逃げました。
そして、なぜか玄関前に青いトレパンが脱ぎ捨てられており、何なのか想像すると不気味で、まさに『未知との遭遇』の出来事でしたね~。は~怖い!怖い!
